バスケ観戦は応援グッズがあったほうが楽しい

結論からいうと、バスケットボール観戦に応援グッズは必須ではありません。
応援グッズを持参しなくても、試合そのものの面白さや臨場感は十分に堪能できます。しかし、応援グッズがあることで、応援のテンポやリズムが体感できて会場に馴染みやすくなります。
そして、BリーグやNBAのような熱狂的なファンが集う試合では、客席によっては応援グッズを持っていないと少し疎外感を覚えるケースがあるかもしれません。
周囲のファンと一緒に盛り上がりたいたいのであれば、最低限の応援グッズを持参することをおすすめします。
バスケ観戦におすすめの応援グッズ

バスケットボール観戦の代表的な応援グッズには、ユニフォームやタオル類などが挙げられます。
無理にそろえる必要はありませんが、なにか1つを用意すると観戦の楽しみ方が広がるはず。
ここでは代表的な応援グッズを5つ挙げ、それぞれのグッズの活用方法を解説します。
マフラータオル
チーム名や各選手の名前が入ったマフラータオルは、ブースターの定番応援アイテムです。
得点が入った時やタイムアウト時にタオルを大きく振ることで、会場全体が盛り上がります。
マフラータオルをはじめタオル類は実用性も高く、夏場の汗拭きや冬場の防寒対策にも使えるため、一本持っておいて損はないでしょう。
応援スティック(ハリセン、バルーン)
バスケ観戦でよく使われているのが、バルーンスティック(バンバン棒)やハリセン型の応援スティックです。
両手で叩くと大きな音が出て、ディフェンス時や盛り上がるシーンで一体となって応援できるのが魅力。
チームカラーやロゴが入ったものや、そのチームがある地域の特産物を模したデザインなどもあります。会場で配布されることもあるため、手軽に取り入れやすいアイテムです。
メガホン
応援の声をさらに大きく届けたいときに活躍するのがメガホンです。
オフェンス、ディフェンスの掛け声に合わせてハリセンのように打ち鳴らす、選手に声援をおくる際にも使用されるため、意外と出番の多いアイテムでもあります。
ユニフォームやレプリカシャツ
Bリーグの試合では、多くのファンが公式ユニフォームやTシャツを着用しています。推し選手の背番号が入ったレプリカユニフォームは、まさに観戦スタイルの基本。
バスケットボールのユニフォームやレプリカTシャツは、試合後も日常着として活用しやすいと人気です。
オリジナリティを出したいのであれば、オリジナルのTシャツを作成するのもいいかもしれません。チームカラーを意識したデザインにすることで、周囲のファンとも馴染みやすくなるでしょう。
ペンライト
近年、バスケ観戦の定番グッズになりつつあるのが、ペンライトです。
ペンライトは、試合開始前の特別な演出やハーフタイムイベント、試合後のセレモニーなどアリーナの照明を暗転させる演出があるときのみ使用します。
チームカラー以外にも複数のカラーに切り替えられるもの、会場の演出に連動して光るものなどもあり、アリーナ中で灯された光は視覚的なインパクトが大きいでしょう。
チームオリジナルデザインが販売されることもあります。公式サイトなどで事前にチェックしておくといいかもしれません。
うちわ
選手の名前や写真が入ったうちわは、推しの選手がいるブースターの応援アイテムとして人気です。推し選手へのアピールはもちろん、夏場は暑さ対策グッズとしても活躍します。
オリジナルデザインのうちわを手作りして、自分だけの応援スタイルをアピールするのもいいでしょう。
市販のうちわを土台にして、好きな選手の名前や背番号などを貼り付けると、世界にひとつだけの応援グッズの完成。100円ショップなどで材料を手軽に揃えられるのも魅力です。
応援ボード
推し選手へメッセージを伝えたいのであれば、手作りの応援ボードも持参してもいいでしょう。
カラーボードに「ナイスシュート!」「○○選手がんばれ!」などのメッセージを書いて、試合時に手に持つことで気持ちをアピールできます。
手作りの応援ボードは、サイズや文字の視認性に注意して作成するといいでしょう。
バスケ観戦での応援グッズの楽しみ方

前項で解説したように、応援グッズを持参することでよりバスケットボールの試合をより楽しめる可能性があります。
ここでは、バスケットボール観戦で応援グッズの楽しみ方をさらにくわしく解説します。
会場との一体感を楽しむ
応援グッズは単なるファッションアイテムではありません。
たとえば、ファンが同じ色のユニフォームを着てタオルを振ることで、会場全体が一つになったような一体感が生まれます。
これにより応援する側の熱量が選手にも伝わり、チーム全体の士気も高まります。
声援や手拍子を楽しむ
応援グッズの中には、試合中の特定のタイミングで使用するアイテムがあります。
たとえば、メガフォンで声援や手拍子を送る、演出に合わせてペンライトを点灯させるなどの場面が想定されます。
応援グッズをうまく活用することで、より一体感のある応援が可能です。
とくに観戦初心者の方にとっては、周囲と同じタイミングで動くための“ガイド”としても役立ちます。
推し選手にアピールする
応援グッズは、推し選手へのアピールとしても役立ちます。
選手にとって自身の名前や背番号が入ったうちわやボードなどは、大きな励みとなるためです。
応援グッズを通じて“推し活”をすることで、選手との距離が縮まったように感じられるでしょう。
なかにはファンサービスとしてリアクションを返してくれる選手もおり、観戦の満足度が大きく向上します。
バスケ観戦初心者が気をつけたい応援グッズのマナー

応援グッズはバスケ観戦を何倍も楽しくしてくれるアイテムですが、間違った使い方をしてしまうと周囲の観客や選手の迷惑になってしまうことも……
とくにバスケ観戦初心者は「みんなが使っているから大丈夫」と思わずに、最低限のマナーやルールを確認しておくことが大切です。
ここでは、応援グッズを使う際に気をつけたいポイントを2つ紹介します。
鳴り物NGな会場なのか事前に確認する
応援スティックやハリセンなど、音が出るグッズは観戦を盛り上げるのにぴったりですが、実はすべての試合会場で使用できるわけではありません。
なかには「鳴り物応援禁止」や「試合中の打音は禁止」といったルールを設けているアリーナもあるため、事前に確認しておきましょう。
推しチームのホームゲームではメガホンやハリセンがOKでも、アウェイとなると使用不可ということも珍しくありません。
観戦に足を運ぶ前にチームやリーグの公式サイトに記載されている「応援ルール・観戦マナーガイド」をチェックしましょう。
ボードやうちわで視界を遮らない
推しの選手への気持ちが高まったあまりに、応援ボードやフラッグ、うちわを掲げるのは決して悪いことではありません。ですが、サイズやタイミングには十分注意しましょう。
とくに後列の人の視界を遮るような使い方をしてしまうと、周囲に不快な思いをさせるだけでなく、のちのちトラブルにもなりかねません。
よくあるNG行為例は、以下のとおりです。
- 得点シーン以外でも常に掲げる
- 座席の高さを無視してボードを高く掲げる
- 横幅の広い旗を振り、隣席にはみ出す
こうした行為は応援どころか観戦の妨げとなってしまうため、注意してください。
応援グッズは「自分が楽しむため」だけでなく「みんなで応援を楽しむため」に使うという意識を持ちましょう。
応援グッズでバスケ観戦をもっと楽しもう
バスケットボール観戦をより深く楽しむためには、応援グッズの存在が欠かせません。
ただ“見る”だけでなく、“参加する”観戦へと変わることで、応援の楽しさや一体感は何倍にもなるでしょう。
推し選手にアピールしたい方もファン同士の一体感を味わいたい方も、自分に合った応援グッズを用意しててはいかがでしょうか。
また、ENSPORTS fanではバスケットボールの基本ルールや観戦マナーについての記事も公開中。観戦する前に、そちらもあわせてチェックしてみてください。