ボクシング観戦に必須の持ち物

初めてボクシング観戦をするなら、必ず必要な持ち物から用意しておきましょう。観戦当日に忘れないように、チェックしておくことが大事です。
チケット
ボクシング観戦のチケットは、オンライン販売サービスやコンビニ端末で購入できます。人気の試合だと良席はすぐに完売するため、早めの購入がおすすめです。電子チケットはQRコードを読み取る形式なので、スマートフォンで表示できるようにしておきましょう。
一部の興行では当日券を販売していますが、数には限りがあるので注意。紙のチケットの場合はチケットホルダーを用意しておくと、入場がスムーズで紛失防止にもなります。
身分証明書
観戦当日は、チケットと一緒に身分証の提示が求められる可能性があります。転売防止のために本人確認を徹底している興行では、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの身分証明書が必要です。
また、会場の売店でアルコールを購入するとき、年齢確認のため身分証明書がいることも。ボクシング観戦当日にサッと提示できるように、財布やスマートフォンケースに入れておきましょう。
現金
軽食や飲み物、公式グッズの購入にはお金が必要です。クレジットカードや電子マネーが使えない会場もあるので、現金を用意しておきましょう。
一方で、キャッシュレス決済を導入する会場は増えてきています。たとえば後楽園ホールでは電子マネーが使える売店もありますが、地方興行では現金のみのケースもあります。
現金や電子マネー、QRコード決済など複数の決済方法を用意しておくと安心です。
スマートフォン
電子チケットの場合はスマートフォンは必須です。ほかにも試合前の待ち時間に、ボクサーのプロフィールや戦績を調べるのにも役立ちます。
会場や興行によっては撮影が認められているので、写真を残したいときにも活用できます。フラッシュ撮影の禁止など、事前にルールを確認したうえでマナーを守って撮影してください。
充電切れで撮影チャンスを逃さないためにも、モバイルバッテリーも持参するといいでしょう。
マスク・ハンカチ(衛生用品)
会場は多くの観客で混雑するので、感染症対策としてマスクがあると安心です。手洗いやトイレの利用後に手を拭けるように、ハンカチも忘れずに携帯しましょう。
ほかにも会場の熱気で汗をかいたり飲み物をこぼしたりしたときも、ハンカチやティッシュが役立ちます。夏は会場につくまでに汗をかくので、より吸水性が高いタオルがあると安心です。
ボクシング観戦であると便利な持ち物

ボクシング観戦の際にあると便利な持ち物を、まとめました。快適により楽しく観戦するために、必要なものをチェックしてください。
オペラグラス
会場は広いため、リングから遠い座席からだと試合の流れやボクサーがよく見えません。しかし、オペラグラスがあれば、ボクサーの表情や細かな動きまでハッキリと見えます。倍率は6~10倍ほどで、持ち運びがしやすいコンパクトタイプがおすすめです。
耳栓
観戦や入場曲、実況アナウンスなど、会場では大きな音が響きます。大きな音が苦手な人や小さなお子さんは、耳栓を用意しておくと安心です。音質を保ちつつ音量だけ抑えてくれる高性能な耳栓もあるので、ぜひチェックしてください。
モバイルバッテリー
写真を撮影したり情報を検索したりすると、スマートフォンのバッテリーが切れることも。モバイルバッテリーがあれば、バッテリー切れのリスクに備えられます。
急速充電対応のコンパクトなタイプなら、すぐに充電できてかさばることもありません。ボクシング観戦が目的なら、容量は5,000~10,000mAhくらいで十分です。
上着
会場は冷暖房が効いていますが、座席の位置や体質によって寒さや暑さを感じることがあります。とくに夏場は冷房で体が冷えやすいので、体温調節ができる上着を用意しておきましょう。カーディガンやパーカーなど、薄手でかさばりにくく脱ぎ着しやすい上着がおすすめです。
軽食と飲み物
一部の会場や興行では、飲食物の持ち込みが認められています。開場から最終試合まですべて観戦すると数時間ほどかかるので、水分補給やエネルギー補給は欠かせません。
おにぎりやエネルギーバーなど、手軽に食べられて音が静かな軽食がおすすめです。ただし、一部の会場では飲食物の持ち込みが禁止されているので、あらかじめ公式サイトでルールを確認しておきましょう。
クッション
ボクシング会場の座席はパイプ椅子や硬いベンチが多く、長く座るとお尻や腰を痛める可能性も。長時間の観戦を予定している場合は、クッションがあると便利です。折りたたみタイプや空気を入れる持ち運びタイプなら、バッグに入れても邪魔になりません。
カメラ
せっかくの試合を高画質で残したい方にはカメラの持参もおすすめです。
ただし、フラッシュ撮影や望遠レンズの使用はNG。持参する場合は、事前にかならず撮影可能な範囲を確認しておきましょう。
撮影が許可されてても、フラッシュの使用や大きな望遠レンズ・三脚の持ち込みは、原則として認められていない点にも注意が必要です。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、汚れをサッと拭き取れるので便利です。座る前の座席や食べる前の手を消毒できる除菌タイプなら、より衛生的。使用後のウェットテッシュや軽食のパッケージを入れるためのビニール袋も、あわせて用意しておきましょう。
ボクシング観戦で禁止されている持ち物

ボクシング観戦で持ち込みを禁止されている持ち物を確認しておきましょう。
会場ごとに持ち物のルールは異なりますので、会場に足を運ぶ前に各会場の公式サイトなどで確認することをおすすめします。
大きな荷物
ボクシングの試合会場では座席スペースは限られているため、キャリーケースやベビーカーは、入場時に制限される可能性があります。
入場時、ベビーカーを預けることができる場合もあります。また、一部会場ではコインロッカーがあることも。いずれにしても事前に確認しておきましょう。
ビン・缶
安全面や破損リスクの観点により、ビン・缶の持ち込みは原則として禁止です。飲み物の持ち込みが認められている場合でも、ペットボトルやマイボトルを用意しましょう。
危険物
以下のような危険物は会場に持ち込めません。
- 銃刀剣類
- 爆竹
- 花火
- 発煙筒
- 引火物(灯油など)
- 劇薬物
持ち込んだ場合は、入場を拒否される恐れがあります。場合によっては警察に通報される恐れがあるので、危険物は絶対に持ち込まないでください。
一部の応援グッズ
試合や観戦の妨げになるような応援グッズは、禁止されています。
- 巨大な応援グッズ
- ジェット風船
- 太鼓・大型メガホンなどの鳴り物
マナーを守り、温かい声援や拍手をボクサーに送りましょう。周囲に迷惑をかけないように応援するなら、公式グッズやうちわを使用しても問題はありません。
進行の妨げになる物
においが強い食べ物や大きな音がでる物など、試合の進行を妨げる可能性がある物は持ち込めません。
また、ボクシングの試合会場では人が密集します。座席の間隔も狭めですので、フレグランスや香水などは控えることをおすすめします。
もちろん、録音・録画機器の持ち込みも禁止されています。
ボクシング観戦の持ち物に関する注意点

ボクシング観戦の準備をする際には、注意点を確認しておくと安心です。当日のトラブルを防ぐために、チェックしておきたいポイントを紹介します。
会場や興行のルールを確認する
会場や興行ごとにルールが定められているので、公式サイトでチェックしておきましょう。とくに飲食物の持ち込みや写真撮影のルールは違いが大きいので、必ず確認してください。
たとえば後楽園ホールでは、興行によって飲食物の持ち込みが許可されていたり、場内の売店を利用することが推奨されていたり対応が異なります。もし不明な点があれば、窓口に問い合わせておくと安心です。
荷物をコンパクトにまとめる
座席のスペースは限られているので、荷物が大きいと邪魔になります。座席の下や足元に収まるサイズのバッグやリュックを選び、コンパクトにまとめることが重要です。持ち物が多いと荷物が大きくなるので、自分にとって必要なものを厳選しましょう。
ボクサーや関係者への配慮も忘れずに
サインや握手を求めるなど、ボクサーへの接触行為は原則として禁止されています。入り待ちや出待ちはもちろん、プレゼントや差し入れ、ファンレターなども安全上の理由でNG。リングに持ち物を投げ入れることは、絶対にしてはいけません。
自分のゴミは自分で持ち帰る
食べ物のパッケージや使用後のウェットティッシュなど、ゴミは必ず持ち帰りましょう。会場によってはゴミ箱が設置されておらず、捨てられない可能性があります。
ビニール袋を用意しておき、ゴミが発生したらすぐにまとめましょう。ゴミや汚れは残さずにきれいな状態で帰ることが、ボクシング観戦のマナーです。
ボクシング観戦に備えて持ち物を準備しておこう
ボクシング観戦の準備をする場合、当日のチェックリストを作っておけば、忘れ物の心配もありません。
チケットや身分証明書などまず必須の持ち物を揃えます。さらに自分や同行者のニーズにあわせて、オペラグラスやクッションなどあると便利なグッズを加えるといいでしょう。
ただし、持ち物が多すぎると、試合観戦や他の観客の邪魔になります。自分にとって本当に必要な持ち物を厳選して、コンパクトにまとめることが重要です。
万全の準備で、熱いボクシングの世界を思いきり楽しみましょう!
そのほか、ENSPORTS fanではボクシング観戦初心者にむけて基本ルールや試合時間を解説した記事も公開中。ぜひそちらも試合観戦前にチェックしてみてください。