バスケ観戦の服装選び3つの基本

バスケットボールの試合は通常屋内で行われますが、適切な服装を選ばないと快適に観戦できない可能性があります。
バスケットボール観戦の服装選びで重要なポイントは次の3つです。
1.動きやすさと快適さを優先する
- 伸縮性のあるパンツ
- 着心地の良いTシャツ
- 小さめのバッグ、サコッシュ
バスケットボール観戦では、長時間座る前提でのストレスフリーな服装がおすすめです。
立ったり声援を送ったりと動きも多いため、ラフで動きやすいスタイルが最適。
アリーナ席では座席のスペースも限られるため、伸縮性のあるパンツや着心地の良いTシャツなどがいいでしょう。試合中は盛り上がって体温が上がることもあるため、通気性の良い素材を選んでください。
また、荷物も座席下に収まるサイズにするのがベター。手が空くように小さめのバッグやサコッシュを選びましょう。
2.冷えや暑さに備えておく
- カーディガン
- 薄手パーカー
屋内スポーツであるバスケットボールであっても、冷えや暑さに注意する必要があります。
アリーナは空調が効いている場合が多く、座席にいると夏であっても「意外と寒い」と感じることもあります。屋外が暑い日でも脱ぎ着しやすい羽織り物(パーカーやカーディガン)を持っていくと安心です。
観客の熱気や会場の照明で蒸し暑くなることもあるため、とくに夏場は風通しのよい薄手の服装を心がけましょう。グッズ売り場でタオルやブランケットを購入しておくと、冷房対策や応援アイテムとしても活用できます。
3.靴は履き慣れたものを選ぶ
- スニーカー
- ヒールの低いローファー
Bリーグのアリーナでは、上履きを持参する必要ありません。普段どおりの外履きスニーカーやローファーなどで入場可能です。
試合当日は、新しい靴をおろすのは避け、履き慣れた靴を選ぶことをおすすめします。
ハイヒールや厚底サンダルは避けましょう。アリーナ内には段差がある場所が多いため、怪我や転倒をするリスクがあります。
季節別・バスケ観戦のおすすめ服装と注意点

つづいては、季節別にバスケットボール観戦のおすすめの服装を解説します。
会場についてから後悔しないように、ぜひ参考にしてください。
春・秋|カジュアルな服装と軽めの羽織物
気温が安定している春や秋は、バスケットボール観戦におすすめの季節。長袖Tシャツや薄手のパーカー、デニムなどのカジュアルな服装をおすすめします。
ただし、会場によっては少し冷えることもあるため、薄手のアウターやストールなどを持参しておくとよいでしょう。
女性ならワンピースにデニムジャケットを羽織るなどのラフなコーディネートもおすすめです。
夏|通気性がよく吸湿性の高い服
Bリーグのシーズンは通常10月初旬から翌年5月まで。夏場にBリーグの試合が開催されることはありませんが、国際試合などを見に行く際は、Tシャツやショートパンツなどの涼しげなコーディネートがおすすめです。
タンクトップやノースリーブでも問題ありませんが、冷房が効いている会場では羽織り物を持参したほうがよいでしょう。
また、観客が密集するため、通気性がよく汗を吸収しやすい素材を選ぶと快適です。
冬|冬用インナーと軽めのアウター
冬の観戦では、男女問わず防寒対策が欠かせません。
暖房が入っていても座席によっては冷えやすいため、ヒートテックや裏起毛などのインナーを着用するとよいでしょう。
ロングコートやダウンジャケットは移動時に役立ちますが、会場内では邪魔になることもあるため、軽めのダウンや脱ぎやすいアウターがおすすめです。
冬のバスケットボール観戦では、下半身の冷えを感じる方も少なくありません。
パンツにムートンブーツなど、下半身が冷えにくいコーディネートをおすすめします。
ひざ掛けやカイロを持って行く観戦上級者もおり、特に女性には嬉しいアイテムです。
バスケ観戦の服装に推しチーム要素を取り入れるコツ

バスケットボール観戦では、応援するチームに合わせたファンションを楽しむのもいいでしょう。
応援を盛り上げるために、公式グッズやチームカラーを取り入れるポイントをご紹介します。
公式グッズを活用する
BリーグやNBAでは、各チームがTシャツ・パーカー・タオル・キャップなどさまざまな応援グッズを販売しています。
公式ユニフォームや応援グッズを着用することで、一体感のある応援ができ、会場の雰囲気にも馴染みやすくなるでしょう。
各チームの公式グッズは、会場や公式サイトで購入可能です。
試合当日に時間がない方は、事前にネットで購入しておくとスムーズに観戦を楽しめます。
さり気なくチームカラーを取り入れる
服装にチームカラーを取り入れるのもおすすめです。
たとえば、レバンガ北海道を応援したいのであれば、緑色をファッションのどこかに取り入れます。
チームカラーを取り入れたコーディネートをすることで、どこのブースターなのかも一目瞭然。スカーフやキャップなどの小物類であれば、チームカラーを取り入れやすいでしょう。
心配ならSNSでチェックするのもおすすめ
「推しグッズ取り入れすぎたかな?」「この服で浮かないかな?」と不安なときは、SNSで「#Bリーグ観戦コーデ」「#アリーナ観戦」などで検索してみてください。チームの公式SNSで、来場者の写真が紹介されていることもあります。
また、Bリーグでは「ファン感謝デー」「ユニフォームカラーで来場」などのイベントがあることも。服装に不安がある場合は、公式サイトやSNSは事前にチェックしておきましょう。
シチュエーション別バスケ観戦おすすめコーデ

この章では、バスケ観戦におすすめのコーディネートをご紹介します。
観戦デート|カジュアルに清潔感をプラス
観戦デートでは、カジュアルかつ清潔感のある服装がおすすめです。
基本的には、本記事で解説した服装選びのポイントを参考にしていただけたら間違いないはず。
特別感を出したい方は、ニット、ワンピース、スカートなどのアイテムを取り入れてみてください。
また、カップルで色を合わせたり共通の応援グッズを身につけたりすると、一体感が出てさらに観戦デートを楽しめます。
友達と観戦|シンプルかつ動きやすさ重視
友達とバスケットボール観戦をするのであれば、普段着の延長でいいでしょう。
Tシャツとデニムにスニーカーなど、シンプルで動きやすい服装がおすすめです。
バスケットボールの試合会場となるアリーナ、とくに2階席の階段の傾斜が急になっている場所も多いので、ヒールの高い靴は避けましょう。
ファミリーで観戦|子どもにはユニフォームがおすすめ
家族でバスケ観戦するのであれば、動きやすく汚れが気にならない服装がおすすめです。
小さな子どもが一緒の場合は、チームカラーのTシャツやミニサイズのユニフォームを着せるといいでしょう。子どもはユニフォームを好みやすいですし写真映えもします。またユニフォームやレプリカTシャツはサイズが豊富なため、親子でリンクコーデもしやすいのもポイント。家族の思い出づくりにも最適です。
アリーナは滑りやすいこともあるので、足元はスニーカーがいいでしょう。
バスケ観戦の服装に関するよくある質問

最後に、バスケットボール観戦の服装に関する質問に回答します。
Q1. バスケ観戦にサンダルでも大丈夫?
A.夏場の観戦ではサンダルでも問題ありませんが、推奨はできません。
とくにつま先部分が開いているものは避けた方が無難です。
人混みで足を踏まれたときのケガ防止や、階段の昇降の安定性を考えると、できるだけ足元を覆う靴を選ぶほうがよいでしょう。
Q2. 応援ユニフォームを着ていないと浮く?
A.応援ユニフォームを着用しなくても問題ありません。
Bリーグの試合会場では、ユニフォームを着ている人もいれば私服のまま観戦している人も多数います。
観戦マナーやルールを守れば、どのような服装でも浮くことはないでしょう。
ただし、少しでも応援ムードに馴染みたい方は、公式ユニフォームやチームカラーのアイテムを取り入れることをおすすめします。
Q3.バスケ観戦で避けるべき服装もある?
A.もちろんあります。下記の服装はおすすめしません。
- 後ろの人の視界を遮る服装やアイテム
- ロングスカート
- ヒールの高い靴
大きな帽子やフード付きのジャケット、かさばる髪飾りなど、後ろの人の視界を遮る服装やアイテムは避けましょう。
ロングスカートは座ると裾が邪魔になったり、段差で踏んでしまったりと意外と不便。とくに階段の上り下りが多いアリーナでは動きにくく、転倒するリスクもあります。スカートを着用する場合は、ひざ下丈ほどの長さをおすすめします。
また、アリーナでは階段や段差も多いため、高いヒールの靴は不向き。転倒や疲れの原因になるだけでなく、足音が周囲の迷惑にもなり得ます。スニーカーや低めのローファーなど、歩きやすい靴がおすすめです。
バスケ観戦は快適さ+応援の気持ちが伝わる服装で楽しもう
バスケットボール観戦の服装は、動きやすさや快適性を意識することが重要です。
アリーナでは夏場でも寒さを感じるため、羽織り物を持参するとよいでしょう。
バスケットボール観戦では、公式ユニフォームや応援グッズを取り入れることで、より会場に馴染みやすくなるでしょう。
自分らしいスタイルでバスケットボール観戦を思い切り楽しみましょう。
また、ENSPORTS fanではバスケットボールの基本ルールや観戦マナーについての記事も公開中。観戦する前に、そちらもあわせてチェックしてみてください。