サッカー観戦を盛り上げるためには、応援グッズが役立ちます。用意しておくことで、チームや他のサポーターとの一体感を味わえるはずです。 本記事では、サッカーの応援グッズの特徴を紹介します。使用してはいけない応援グッズや手作り方法、マナーと注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

サッカーの応援グッズにはさまざまな効果がある

サッカーの応援グッズには、チームや他のサポーターとの一体感を高める効果があります。

チームカラーで統一された応援グッズを使えば、一丸となって選手に声援を届けることもできるでしょう。チームによっては、公式ショップで取り扱っているグッズを使うことで、統一した応援を求めているケースもあるようです。

サポーターが持つ応援グッズは、選手の目にも届きます。スタジアムをチームカラーで埋め尽くして応援することで、選手たちのモチベーションアップにつながるそうです。

推しチームの試合を盛り上げるために、応援グッズを用意してみてはいかがでしょうか。

サッカーの応援グッズ:ユニフォーム編

ユニフォームは定番の応援グッズのひとつ。

同じチームや選手のものでもさまざまな種類があるので、それぞれの特徴をご紹介します。

オーセンティック

オーセンティックは本物という意味で、選手が着用するものとほとんど同じ仕様のユニフォームです。機能性を重視していて、軽量で動きやすいといった特徴があります。

プロの選手と同じユニフォームを着用できるため、選手をより身近に感じられるかも。ただし、デリケートで耐久性が低いため、お手入れ方法には注意が必要です。

レプリカユニフォーム

レプリカユニフォームは、チームが認定したメーカーが作成した複製品を指します。

オーセンティックと比較してサイズ感にゆとりがあり、価格が安くより手軽に購入できます。裏地などの素材を簡易化されているものの耐久性が高いのも魅力です。

何度も繰り返して着用するなら、レプリカよりオーセンティックがいいでしょう。

コンフィットシャツ

コンフィットシャツは、ユニフォームのデザインを取り入れたTシャツです。

オーセンティックやレプリカと比較してリーズナブルで、選手のネームや背番号が入ったものもあります。

同行者とお揃いで揃えたい人や、サッカー観戦の初心者におすすめです。

サッカーの応援グッズ:応援編

試合を盛り上げるのに役立つ応援グッズをまとめました。それぞれの特徴と使い方を、チェックしておきましょう。

フラッグ

フラッグは、選手入場のときやゴールのときに旗をふって応援できる応援グッズです。サイズや形状によって、以下のような種類に分かれます。

フラッグ(手旗)手に持って使用するコンパクトな旗
ゲートフラッグ両サイドに棒を差し込んだゲート(門)のような形の旗
パイプフラッグパイプを差し込んで使用する大型の旗

小さなフラッグは使いやすく、初心者にもおすすめです。公式グッズの他に、自分で手作りしたものを使うのもいいでしょう。

マフラータオル

チームのデザインを取り入れたタオルで、かざしたり振り回したりして応援できます。

冬は首に巻いて防寒、夏は汗を拭くなどさまざまな用途に使用できることが魅力。持ち運びもしやすく価格もリーズナブルなので、初めての応援グッズにもおすすめです。

サッカーの応援グッズ:その他編

定番の応援グッズ以外にも、ユニークな応援グッズがあります。

横断幕とフェイスペイントシールについて、それぞれの特徴を解説しましょう。

横断幕

フェイスに固定するタイプの応援グッズで、キャッチフレーズや選手の名前などが記載されています。

使用の際には事前申請が必要なケースが多く、チームやスタジアムに許可をもらわないと使用できません。チームごとに横断幕のルールを設けていることが多いため、あらかじめチェックしておきましょう。

また横断幕は業者に作成を依頼する必要があるため、どちらかというとコアなサポーター向けの応援グッズといえます。

フェイスペイント・シール

顔に貼るだけでフェイスペイントが楽しめる応援グッズです。

安価なので手軽にチャレンジでき、スタジアムで無料配布していることもあります。

同行者と一緒にフェイスペイントをしてスタジアムで写真を撮影するなど、イベントならではの特別感を楽しめるはずです。

使用してはいけない応援グッズ

サッカーの応援グッズの中には、使用が禁止されているものもあるので注意しましょう。

周囲に迷惑をかけないように、事前に観戦ルールを確認しておいてください。

鳴り物

ホイッスルやブブゼラ、チアフォーン、拡声器といった、大きな音がなる鳴り物は原則として禁止です。

一方でスタジアムやエリアによっては、太鼓など一部の鳴り物が認められていることがあります。

公式サイトで鳴り物のルールを確認しておきましょう。

花火・発煙筒

花火・発煙筒の使用は非常に危険。

試合の進行を妨げたり、周囲に怪我をさせたりするリスクがあるため、Jリーグでは持ち込みが禁止されています。

入場の際には持ち物検査が実施されており、見つかってしまうと没収だけでなくスタジアムに出入り禁止になるなど処分が下ることも……

絶対に持ち込まないようにしましょう。

 応援グッズの手作り方法

応援グッズは自分でも手作りできます。簡単な作り方を紹介するので、ぜひ試してみてください。

うちわの作り方

  1. パソコンで文字や図柄の型紙を作成する
  2. 型紙を印刷して文字や図柄をカットする
  3. ボンドや両面テープでうちわに貼り付ける

より手軽に手作りしたいなら、手作りうちわのキットを活用しましょう。シール台紙が付属しているため、イラストを描いたりデザインを印刷したりしたあと貼り付けるだけでOKです。

フラッグの作り方

  1. コピー用紙に好きなデザインを印刷する
  2. はしを園芸用の支柱や割り箸に巻き付ける

紙は破れやすいので長持ちしません。紙の代わりに布を使用すれば、よりクオリティと耐久性が高いフラッグが完成します。

応援グッズのマナーと注意点

応援グッズの使い方を間違えると、チームや周囲に迷惑をかける可能性があります。

観戦前に、注意点とマナーをあらかじめ確認しておきましょう。

周りの迷惑になる使い方をしない

用意した応援グッズは、周りの迷惑にならないように使いましょう。

投げたり邪魔になるところに置いたりするのはNG。フラッグやマフラータオルは振り回すときに周りに当たることがあるので、十分に注意してください。

非正規品に注意する

レプリカユニフォームなど一部の応援グッズは、非正規品が出回っていることがあります。安価で購入できますが、品質はあまりよくないので注意が必要です。

非正規品は購入してもチームの応援に結びつかないため、なるべく公式グッズを選択しましょう。

敵チームの色を選ばない

Jリーグではチームカラーがとても重要です。応援グッズを手作りする場合は、応援するチームカラーを選択しましょう。

敵チームのチームカラーは紛らわしいので、できるだけ使用しないようにします。なお、コアなサポーターが多いゴール裏では、敵チームの色の服を着るのも避けてください。

既存のデザインの配布・販売は違法になる

著作権のあるデザインを販売・配布すると違法になります。手作りグッズでチームのデザインを使用する場合は、取り扱いに注意が必要です。私用の利用なら違法性はないため、

手作りグッズはサッカーの応援をするときだけ使いましょう。

応援グッズで好きなチームを応援しよう

応援グッズにはさまざまな種類があり、それぞれ違った魅力があります。比較的安価なもなものや簡単に手作りできるものもあるので、サッカー観戦初心者でも手軽に用意できるはずです。

応援グッズを使って声援を送れば、選手に想いを届けられます。サッカー観戦での一体感を味わうために、自分にあった応援グッズを用意してはいかがでしょうか。